
工場エアコン


FACTORY AIR CONDITIONER
工場エアコン



工場内のお悩み、実は「空気の流れ」が原因かもしれません
工場の現場では、こんなことでお困りではありませんか?
・エアコンが効かない、暑くて作業が大変
・工場のドアが重くて開けにくい
・虫やホコリがどこからともなく入ってくる
・雨の日は床が結露でぬめる
・換気扇をつけると逆に外のにおいや空気が入ってくる
・換気を改善したいがどこから手をつければいいかわからない
これらの問題は一見バラバラに見えますが、実は「換気バランスの乱れ」が根本的な原因であることが多いのです。
このページでは陰圧になってしまう仕組みや、工場長の皆様が抱える課題を解決するための換気設備の見直しポイントについてご説明いたします。
目次
・換気バランスが崩れるとどうなるの?
・換気バランスが乱れやすい工場の特徴とは?
・湿度・温度・静電気など、換気で解決できること
・換気の種類、3つの方法を知っていますか?
・安心・安全のために、工場全体のバランスを
・田崎設備ができること
・田崎設備のこだわり
・換気バランスが崩れるとどうなるの?
・換気バランスが乱れやすい工場の特徴とは?
・湿度・温度・静電気など、換気で解決できること
・換気の種類、3つの方法を知っていますか?
・安心・安全のために、工場全体のバランスを
・田崎設備ができること
・田崎設備のこだわり
換気バランスが崩れるとどうなるの?
工場では、機械の熱やにおい、有害な物質などを外に出すために「排気」設備を使います。
しかし空気は排気するだけではうまく流れません。
外気を取り入れる「給気」もバランスよく行わなければ室内の空気圧が低くなり様々な症状が発生してしまいます。
この空気圧が低くなっている状態を「陰圧(いんあつ)」と呼びます。
陰圧になると、次のようなトラブルが起こりやすくなります。
・隙間からホコリ・虫が入りやすくなる
・湿った空気が入って結露の原因になる
・扉が重くなり、作業効率が落ちる
・冷暖房の効きが悪くなり、光熱費が上がる
・静電気や錆、腐食のリスクが上がる
つまり、空気の「出口」だけでなく「入り口」もきちんと整えてあげることが重要なのです。
換気バランスが乱れやすい工場の特徴とは?
次のようなケースでは知らないうちに陰圧が発生していることがあります。
・局所排気装置(有害物の吸引機器)がある
・工場が複数の作業エリアに分かれている
・作業工程や機器を新しくした
特に有機溶剤や粉じんを取り扱う工場では安全のために強力な排気が必要ですが、それに見合う給気が確保されていないと問題が発生しやすくなります。
湿度・温度・静電気など、換気で解決できること
換気を整えるという事はただ空気を入れ替えるだけではありません。
以下のように製品の品質や作業者の安全性にも関わってきます。
・食品工場 → 食中毒・異物混入の防止
・精密機器工場 → 静電気防止・錆の防止
・印刷工場 → 用紙の波打ち・印刷ムラの防止
・塗装工場 → 塗料の乾き具合や色ムラを安定させる
空調・換気設備は工場の「見えない品質管理」とも言える重要な設備なのです。
換気の種類、3つの方法を知っていますか?
換気の方法は工場の環境に合わせて次の3つの方式があります。
①第1種換気(給気・排気ともに機械)
・一番効率よく空気を入れ替えることができ、温度や湿度のコントロールも可能
・製造環境が厳しい工場におすすめ
②第2種換気(給気のみ機械、排気は自然排気)
・強制的に外気を取り込むことで室内が陽圧になるため、異物の侵入を防げる
・クリーンルームや病院などに使用されることが多い
③第3種換気(排気のみ機械)
・強制的に排気することで室内が陰圧になり、外気を取り込むことができる
・一般住宅のトイレなどで多く使われる方式
安心・安全のために、工場全体のバランスを
工場という大きな空間の中、一部だけ改善しても他の場所で不具合が起きてしまうことがあります。
だからこそ、工場全体を見渡したトータルな換気設計が大切です。
また、防爆エリアや局所排気装置など特別な配慮が必要な場所では、法律や規制にも対応した設備選びが必要です。
田崎設備ができること
田崎設備ではこれまで数多くの工場で、局所排気装置や防爆(危険物)エリアの空調も含めた工場全体の換気設備や空調の見直しを手掛けてきました。
お客様のご相談内容はさまざまです。
経験豊富な社員が丁寧にヒアリングを行い、ご相談から現地調査、設計・施工まで一貫して対応いたします。
もちろん現場と経営者とで意見が食い違ってしまうお客様もいらっしゃいます。
そんな時は現場担当者だけではなく、その上司や経営陣にもご同席いただき現場調査や打ち合わせの席を設けていただければ、お客様にとって最善のご提案をさせていただきます。
・局所排気と空調の両立
・防爆エリアでの安全な換気設計
・湿度や温度の安定管理
・工場全体の給排気バランスの見直し
・労働基準監督署や消防署との協議や提出資料作成
※申請は原則としてお客様に対応をお願いしていますが、同行申請も別途有料にて承っております。
当社にお任せいただければ、すべて当社が責任をもって施工いたします。
田崎設備のこだわり
設計に込めた私たちの思い
工場の空調や換気のお悩みは本当に多種多様です。
「夏場の暑さで作業が大変」「製品の品質に影響が出る」「においや粉じんを何とかしたい」…。
そうした声を聞き、田崎設備には日々たくさんのご相談が寄せられます。
そんなお客様のお悩みを解決するために、田崎設備では設計に対して強いこだわりを持って取り組んでいます。
私たちが設計をするうえで大切にしているのは、次の2点です。
①お客様にとって一番良い方法を考えること
②現場の状況やご要望をしっかり伺ったうえでご提案すること
ご要望を「そのまま形にしない」理由
私たちはいただいたご要望を、単にそのまま設計に落とし込むことはしません。
たとえば「工場内を25℃にしたい」というご依頼があったとします。
普通に考えると「すぐに25℃にできる機械でないといけない」と思ってしまいがちですが、実際に詳しくお話を伺うと「必ずしも即時に25℃でなくてもよい」「作業内容に応じてある程度幅があっても問題ない」ことが分かる場合もあります。
このように背景をしっかり伺うことで必要以上に高価な機械や過剰設備を導入することなく、無理のない方法をご提案できます。
お客様に余計なご負担をかけないことも私たちの大切な設計の役割だと考えています。
一緒に考える設計
設計というと「専門家が一方的に決めるもの」というイメージがあるかもしれません。
ですが、田崎設備の設計は違います。お客様と何度もお話をしながら「なぜその条件が必要なのか」「どうすればもっと快適に、安全に作業ができるのか」を一緒に考えます。
だからこそ出来上がった設計は「ただの設計」ではなく、お客様の工場に合ったオーダーメイドの解決策になるのです。
私たちの仕事は、ただ機械を設置することではありません。
お客様のお悩みを一緒に考え、最適な形をつくり出すこと。それが、田崎設備の設計に込めた思いです。
【具体的な対策について】
・熱中症対策
近年、夏季の高温化が進み、作業中の熱中症リスクが深刻化な問題となっています。
特に高温多湿な環境で働く方にとって熱中症は命に関わる重大な労働災害です。
こうした状況を受け、2025年6月1日から厚生労働省による労働安全衛生規則の改正が施行され、事業者には暑熱環境下での作業における熱中症対策が義務化されました。
(詳細は『【重要なお知らせ】2025年6月1日から熱中症対策が義務化されます』をご参照ください)
田崎設備では業務用エアコンを活用した熱中症対策の豊富な実績があります。
スポット的に冷却する空調設備から工場全体を対象とした空調システムまでお客様の現場環境やご要望に合わせて柔軟にご提案いたします。
・異物混入対策
異物混入の防止は食品工場に限らず、あらゆる工場にとって欠かせない課題です。
工場内の空気の流れが不安定で「陰圧」(室外より室内の気圧が引く状態)になると、以下のような問題が発生しやすくなります。
・下水管からの臭気や外注の侵入
・隙間から入り込む虫やホコリによる異物混入リスク
・外気厚に押されて外開き扉が重くなり、開けにくくなる
一方で「陽圧」(室内の方が室外より気圧が高い状態)にすることで見えない空気のバリアを形成し、外気の侵入を抑えることが可能です。
陽圧化は食品・電子機器・医薬品など、高度な衛生管理を求められる現場で広く導入されています。
お気軽にご相談ください!
・工場内の異物混入を防ぎたい
・湿度管理がうまくいかない
・エアコンの効きが悪い
・工場内の空気がこもっている
・扉が重い、音がうるさい
・申請や法令対応に不安がある
田崎設備では、お客様の現場に合わせた最適なご提案をいたします。
ぜひお気軽にご相談ください!
👉 お問い合わせフォームはこちら
(https://tasaki-s.co.jp/contact)