メンテナンス

MAINTENANCE
メンテナンス

ものづくりのお困りごと・・・

ものづくりのお客様の一番の困りごと・・それは故障！

『故障をできるだけ回避すること、起きてしまったときは迅速・正確に修理メンテナンスを完結すること。』
それが私たち田崎設備に課せられた使命だと思っています。

いつでも修理できるよう技術部全員が冷凍空調の仕組みを学び、取り扱い機器を絞ることで部品の共有化をはかるようにしています。

また、当社が技能五輪「冷凍空調技術」に積極的に参戦しているのも基本技術の習得を目指す我が社のビジョンに合っているからです。
保守点検においては単に法令に遵守する点検にとどまらず、機器の寿命が長くなるよう機器にやさしい点検や洗浄を心がけています。

また、事前に機器の健康状態を把握することで計画的に機器を更新することも可能です。
緊急な故障が発生しない努力と工夫を提案することでいつまでも安心してお使いいただける生産環境を提供いたします。

我が社の考え方

①設備機器の維持のための定期メンテナンス
順調に稼働している空調機器もフィルターや熱交換機の汚れなど定期的にメンテナンスをすることで省エネを図ることができ、空調機器の寿命を延ばすことができます。
当社では法定点検を兼ねたメンテナンスをご提供しています。
オリオンの精密空調機を含め、国内の様々な空調機器に対応できるのも我が社の強みの一つです。
また、局所排気装置の法定点検も承っております。

②性能を回復する、性能を上げるオーバーホール（機械全体の修理点検）
機器を設置する環境によっては定期メンテナンスでは対応できないケースがあります。
その代表的な例として粉じんが発生する場所の空調が挙げられます。
空調機が粉じんを吸い込み、吸込フィルターでは取り切れない粉じんが冷却器に詰まったり、送風機や断熱材に汚れとして付着することで風量不足や異物、カビの発生を招く場合があります。

当社では薬品洗浄を承っていますが、粉じんによる影響の度合いによっては冷却器を交換したり断熱材を張り替えたりするなど、機器の機能回復のためのオーバーホール（機械全体の修理点検）をご提案する場合があります。
特にフィンピッチが細かい除湿器は粉じんが詰まりやすいため小まめに洗浄をする必要があります。

③より使いやすく、高機能に
当社が過去にご要望に応じて改良した事例の一部をご紹介します。

1.産業用除湿器を可動式に
➡キャスター架台を製作して除湿器を載せ、動力電源コンセントと排水管を脱着可能なものに変更して移動可能にしました。
除湿機本体を移動できるようにしたことで洗浄しやすくなったため扱う製品の変更に合わせて洗浄でき、匂いの問題も解決しました。

2.日常のオペレーション強化と異物混入防止
➡吸込フィルターを洗浄可能なものにし、排気フィルターもマメに交換可能な粗塵フィルターに変更して日々のオペレーションで性能を維持できるようにしました。
また、吹き出し口にもフィルターを取り付け、除湿器内に残った異物が吹き出して製品に混入しないようにしました。

3.排気とのバランスをとる
➡粉じんが発生する作業では集塵機を設置して粉じんを除去しますが、集塵した後の排気は外部に吐き出すケースが見受けられます。
その場合、室内が陰圧（室内の気圧が室外よりも低くなってしまうこと。室外からの空気が室内に流れ込みやすい状態）となってしまい湿度のコントロールが難しくなってしまいます。
集塵機と連動して同量の外気を強制的に取り込み除湿器に供給するように変更したことで安定した生産環境を実現しました。

修理メンテナンスについて

当社ではお客様の修理メンテナンスに対して自社スタッフが対応しています。
お客様の設備は多種多様です。
一般的なエアコンもあれば恒温恒湿空調設備や冷凍機・チラー、集塵機など多岐にわたり、当然ながらメーカーも様々です。
そのため最初の所見(ファーストコンタクト)は当社にて調査し、修理可能か否かをまず判断して状況をお客様にご報告します。

対応できるメーカーは下記の通りです。
①エアコン：日立、ダイキン、三菱電機、東芝、パナソニック、三菱重工
②精密空調：オリオン、ダイキン
③冷凍機　：日立、三菱電機、パナソニック、三菱重工
④送風機　：三菱電機、テラル、荏原、昭和電機、東芝、パナソニック
⑤チラー　：日立、ダイキン、東芝、三菱電機、オリオン
⑥除湿器　：日立、三菱電機、ダイキン、ムンタース
⑦ポンプ　：荏原、テラル、イワキ、鶴見製作所
⑧パネル　：ソーゴ、日軽