カット野菜の加工工場を営むお客様より、以下のご相談がありました。
・使用している冷凍機が止まってしまい、庫内温度が下がらない。
・カット野菜のパック詰め商品が入庫できずに困っている。
課題解決のご提案
すぐに現場に訪問し確認すると、室外に設置したコンデンシングユニットの周囲を10枚以上積み重なった空のパレットが囲んでいる状態でした。
排気した高温の空気が滞留しその空気を吸い込んでしまうためコンデンシングユニット内での熱交換を行うことができず(これをショートサーキットと言います)、高圧カットによる安全装置が作動していました。
また、車が往来する場所にある事、付近に竹林があり枯れた葉の細かい繊維や破片などが風に乗って集まりやすい場所でもある事から熱交換器(凝縮器)で埃詰まりが起こっていたため、洗浄にて状態の改善を試みました。
【設置場所 概略図】
施工内容
・熱交換器(凝縮器)の洗浄
・周辺環境の改善指導
施工時に気を使った点、工夫した点
今回は緊急対応だったため、現場にあったシャワーヘッドやホースをお借りして洗浄対応しました。
その際、同様の詰まりがまた起こらないようにコンデンシングユニット周辺に溜まっていた枯れ葉や砂なども念入りに洗い流しました。
施工後のお客様の声
お客様からは
『すぐに修理対応していただいたおかげで冷蔵庫に商品が入庫でき本当に助かりました。
また、今後はパレットを周囲に積まないように貼り紙をして注意喚起を促しています。ありがとうございました。』
とのお言葉をいただきました。