お客様の悩み・課題

チラーユニット洗浄前写真お客様から以下のご相談がありました。
・気温の高い日(34℃)にチラーユニットにエラー表示が出て停止してしまう。
・しばらく間をおいて再起動をかけたが10分程度でまた異常停止してしまった。
・生産に支障をきたすので、至急直してほしい。

田崎設備からの課題解決の提案・気を使った施工方法

チラーユニット洗浄後写真修理診断をしたところ、冷媒の高圧ガス圧力が徐々に高くなっていき3.7MPaを超えると異常停止するという状況でした。
熱交換部(空冷コンデンサ)の汚れが特に顕著だったため、ゴミや自動車の排気ガスなどの汚れによる熱交換の不良と判断し室外機洗浄の段取りをしました。

洗浄前のチラー運転時の冷媒ガス圧は高圧3.7Pa、低圧0.78Pa、吐出ガス温度94℃でした。
洗浄後は冷媒ガス高圧2.65Pa、低圧0.67Pa、吐出ガス温度79.5℃と改善されました。
また洗浄後は熱交換器から光が通る様になり、安定した運転状況を取り戻すことができました。
今後は定期的に点検と薬品洗浄作業のご提案をさせていただこうと思います。

施工後のお客様の声

お客様からは『定期的な洗浄で機器の不調を減らせるのはありがたいです。これからは故障する前に定期的な洗浄をお願いしようと思います。』
とのお言葉をいただきました。

場所・仕様・導入機種・台数

事務所 裏
日立 空冷チラーユニット
型式:RCUNP250AV 一台
3設計条件・施工日時
水温7度 設定