今回は5/25(水)に公開された『先進的省エネルギー投資促進事業(C)指定設備導入事業』に係る補助金についてご案内いたします。
※2022年6月30日(木)17:00をもちまして、本事業の公募は終了いたしました。
事業概要パンフレット
一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)ホームページより(https://sii.or.jp/cutback04/overview.html#)
(目次)
■概要・目的
■全体スケジュール
■補助額
■補助対象設備
■公募要領・交付規程等
■申請方法について
■興味・関心をお持ちの方はぜひ田崎設備へ
概要・目的
『先進的省エネルギー投資促進事業(C)指定設備導入事業』とは、経済産業省が中心となって行っている補助金事業です。
現在は世界的に石油やLNG(液化天然ガス)、石炭等のエネルギー価格が高騰しており、エネルギー消費機器の高効率化による燃料・電力の消費を抑えることが重要となっています。
加えて性能の優れた省エネ機器への更新支援により、2030年のエネルギーミックス(火力、原子力、再生可能エネルギーなど、さまざまな方法を組み合わせて発電すること)の達成や2050年のカーボンニュートラル実現に向けて更なる省エネ設備投資の推進が求められています。
本事業では、上記の内容を踏まえた上での緊急的な支援として、産業・業務部門における性能の優れた省エネ設備への更新に必要とされる経費の一部を補助することで需要側における燃料・電力の消費抑制に資する取り組みを促し、エネルギーコストの節減を目指すことを目的としています。
■全体スケジュール
公募期間:5月25日(水)~6月30日(木)※17:00必着
交付決定:2022年8月下旬(予定)
事業期間:交付決定日から2023年1月31日(火)まで
■補助額
「定額」もしくは「対象設備の見積額の1/2」の低い方が支払われます。
(下限30万円、上限1億円)
※「定額」について
詳細は以下の令和4年度補正予算資料『別表1指定設備の設備種別毎に定める定額補助金額』(p.84~89)をご参照ください。(画像をクリックすると別ウインドウでPDFが開きます)
『別表1指定設備の設備種別毎に定める定額補助金額』(p.84-p.89)
補助対象設備
一定の省エネ条件をクリアした機器のみが対象です。
補助金の対象となる指定設備は大きく分けて二種類です。
① ユーティリティ設備
・高効率空調
・産業ヒートポンプ
・業務用給湯器
・高性能ボイラ
・低炭素工業炉
・高効率コージェネレーション
・変圧器
・冷凍冷蔵設備
・産業用モータ
・調光制御設備(LED)
② 生産設備
・工作機械
・プラスチック加工機械
・プレス機械
・印刷機械
・ダイカストマシン
※低炭素工業炉及び圧縮機(コンプレッサ)を除く産業用モータ(モータ単体、ポンプ、送風機)は原則、補助対象設備として事前に製品型番を公表しないため、申請者自らが基準を満たしている設備であるか確認の上で申請が必要となります。
■公募要領・交付規程等
・公募要領
・交付規程
・補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律
■申請方法について
まず、補助金申請にあたってはインターネット環境が必要です。
交付申請の流れ(参考:『交付申請の手引き (C)指定設備導入事業』p.7、8)
① 公募要領、手引き等の確認
・『公募要領』、『交付申請の手引き (C)指定設備導入事業』等をよく読み、事業内容を理解する。
② 見積の取得、導入する設備の選定
・既存設備の能力と稼働条件を踏まえて導入する補助対象設備を選定する。
③ 申請時の根拠となる書類の入手・作成
・申請時の根拠となる書類を入手・作成する。
④ 補助事業ポータルのアカウントを取得
申請書類作成時にはSIIのホームページ(https://sii.or.jp/cutback04/overview.html)から補助事業ポータルのアカウント(ユーザ名とパスワード)が必要となりますので、事前に取得をお願いいたします。最下部『申請に必要なアカウント登録』から案内に従ってご登録ください。
※登録まで1~2日程度かかります。
取得方法は以下のとおりです。
ポータルのアカウント取得方法
(参考:<ポータルの手引き>『(別冊)補助事業ポータル』p.5~11「第1章 ポータル入力の準備をする」)
⑤ 補助事業ポータルの入力、書類印刷
・補助事業ポータルの入力必須項目を全て入力する。内容に不備がないことをよく確認し、データを確定する。
・補助事業ポータルで作成した書類を全て印刷する。
⑥ 全書類のファイリング
・入手、作成した書類、および補助事業ポータルで印刷した書類をまとめて、交付申請書(正本、副本)の2冊を作成する。
・SIIへ交付申請書(正本)を郵送する。
⑦ 交付申請(郵送)
<提出期限>
2022年6月30日(木)17:00必着 ※持ち込み不可
※SIIへの直接持ち込みは、受け付けできません。また、私書箱宛てになるため、宅配便はご利用できませんので、必ず郵便をご利用ください。
※上記期限はSII私書箱必着です。消印日ではありません。
⑧ SIIの審査を経て、交付決定へ
※以降の手順の詳細については、交付決定後、交付決定を受けた補助事業者に向けて案内があります。
なお、SIIのホームページ(https://sii.or.jp/cutback04/orientation.html)では、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の事業概要、補助金の申請方法等についての動画解説も公開されています。
ぜひご参照ください。
興味・関心をお持ちの方はぜひ田崎設備へ
補助対象となる設備に関して、弊社は以下の設備に対しての専門知識が豊富でありこれまでに数多くの施工を行っております。
・高効率空調
・産業ヒートポンプ
・変圧器
・冷凍冷蔵設備
・産業用モータ
・調光制御設備(LED)
もし上記の機械の更新に当記事でご紹介した補助金の活用をお考えの場合は、ぜひ田崎設備までご相談ください。経験豊富なスタッフが対応し、今後の展開について共に考え申請のお手伝いをいたします。
少しでも興味を持たれた方、申請をご検討中の方、どなたでもお気軽にご連絡ください。
(電話番号 0285-80-2040)
(メッセージフォーム https://www.tasaki-s.co.jp/contact)