有機溶剤の中毒予防規則について1

有機溶剤とは、物質を溶かす性質を持つ有機化合物のことです。
具体的には有機溶剤予防規則で54種類の有機溶剤とそれらの溶剤からなる混合物のことを表しております。
54種類の有機溶剤は、有機溶剤による人体への中毒の危険度合いに応じて第一種から第三種に分類され、第一種は7種類でクロロホルム、トリクロルエチレンなど一番中毒の危険性が高いものです。
第二種は40種類でトルエン、キシレンなどで2番目に中毒性があるものです。
第三種は7種類でガソリン、石油ベンジンなどで3番目に中毒性があります。



有機溶剤に関しては以下の記事もご参照ください。
有機溶剤とは



有機溶剤は空気より比重が大きく下部に沈殿する特性があるため、密閉された室内やタンク内では換気を十分に注意する必要があり、その為の局所排気装置や防毒マスクの装着が義務づけられております。
有機溶剤を扱う業務であっても許容消費量をこえなければ1部有機溶剤予防規則の適用除外される場合もあります。
その場合は所轄労働基準監督署長の認定が必要となります。



換気装置については、有機溶剤の特性を考慮した囲い式フードや外付け式フードまたはプッシュプル換気装置を設置し、規定の制御風速を満たす換気をしなくてはなりません。
局所排気装置、プッシュプル換気装置は一年に1回定期的に自主検査が必要です。