当社が定期メンテナンスを担当している製造業のお客様の製造ラインにおいて、点検結果よりトンネルフリーザーの凝縮器の熱交換器に著しい経年劣化と汚れが確認されました。
洗浄を行うにしても30年以上前に導入された機器のため、高圧洗浄を行えば熱交換器が損傷する恐れがある状態でした。

さらに当該設備はオーダーメイド品でメーカー・型式ともに不明であり、同等製品はすでに生産終了していたため設備全体の更新は事実上困難な状況でした。

これらの状況をお客様にお伝えすると、すぐに機器を更新するのは難しく、この冷凍設備が停止すれば製造ライン全体が止まり、大きな生産損失に繋がってしまうとお話がありました。

そこで当社では設備全体の更新ではなく「凝縮器単体の更新」という選択肢をご提案いたしました。

施工内容

・凝縮器2台の交換
・配管工事

選定した凝縮器は従来使用されていたR22よりも高圧条件を想定した設計であり、安全面においても問題はありません。
また既設冷凍機の能力に適した性能を持つ機種を選定し、価格面も考慮したご提案としました。

異なるメーカー製機器同士の接続は、メーカー単体では対応が難しいケースも少なくありません。
当社はメーカーを問わず対応できる技術力を強みとしており、今回も他社では実現が難しい機器接続を可能にしました。

イメージ図

<全体イメージ図>


<施工前>


<施工後>


<側面図>


施工時に気を使った点、工夫した点

今回の凝縮器は工場外部の機械室上部に設置されており、高所であることから点検頻度も限られている状況でした。
さらに工場上部には鳥よけネットが張られており、新たに同位置へ設置する場合はネットの切断・復旧が必要となり工期・費用ともに増加することが懸念されました。

そこで今回は既存機器を同位置で更新するのではなく下屋の上へ新たに設置し、配管を接続する方法をご提案いたしました。
これにより施工日程の短縮とコストの削減を実現しました。

施工後のお客様の声

お客様からは『メーカーが異なる機器でも対応していただき助かりました。メンテナンスと併せて今後とも宜しくお願いいたします。』とのお言葉を頂きました。