包装業を営むお客様より、以下のご依頼がありました。
・食品の粉体を一時保管している倉庫に虫やホコリが入り込まないようにしたい。

当初お客様はエアーカーテンをご希望されていましたが、作業環境を確認したところ問題点が2つありました。
①倉庫への商品の搬出入が多くシャッターを開けている時間が長いため、稼働時間も長くなり電気代の負担や部品の消耗が大きくなってしまう。
②風切り音が大きく、周囲に騒音の影響が出る。

上記の理由から、エアーカーテンではなくシートシャッターの取り付けをご提案いたしました。
既存の倉庫に架台を組み、シートシャッターを設置する方法で施工を行いました。

今回設置したのは『高速シートシャッター門番』です。
パイプ式で耐風・耐圧構造、かつ防虫・防塵・防風・防寒対策にも優れています。

シートは屋外仕様で防虫性能があるオプトロンタイプを選択し、ご依頼にあった虫やホコリの侵入を防げるようにしました。
また開閉は自動ではなく紐を引くだけで手軽に行えるようにし、フォークリフトや人の移動で無駄な開閉を行わないように配慮し施工を行いました。

施工内容

・架台製作
・シートシャッター取付工事

施工風景写真

<施工途中 架台取付後>






<下地工事>




<設置後>


施工時に気を使った点、工夫した点

今回は事前に取り付ける箇所のサイズを計測し、現場で架台を組み立てて設置をしました。

その際シートシャッター本体が倉庫の天井より外に飛び出してしまうため、架台とシートシャッターの間を板金しコーキングで仕上げることで雨水が隙間から入り込まないようにしました。
また架台と倉庫の柱の間もコーキングし、隙間が出来ないように工夫しました。

<横から見たイメージ図>


施工後のお客様の声

お客様からは『依頼内容に対して誠実にご対応いただきありがとうございました。食品の粉体を保管しているので防虫・防塵対策ができて安心しています。今後もまた困り事があれば相談させていただきます。』とのお言葉を頂きました。