食品工場のお客様より、以下のご相談がありました。

・食品を袋詰めする工程で、天井裏が結露してしまい作業スペースの生産ラインに垂れて困っている。
 どうにかできないだろうか。

通常、食品工場を始めとした工場は平屋の場合が多く、天井裏という場所の空気は動かない事がほとんどです。
夏は屋根が太陽光で熱され屋根裏の空気は上がり、反対に天井下の空気は低いままのため温度差が生じます。
冬はその逆で、この温度差が大きければ大きいほど結露が多く発生し天井裏が水浸しになるのです。
一般的に5~6℃の気温差で結露は発生すると言われています。

そのままでも衛生的に良くない状態ですが、施工の際に天井や壁の気密性を上げるために用いるコーキングは劣化するとひび割れてしまい、その隙間から天井裏に溜まった水が滴り落ちて生産ラインに影響を及ぼす事例も多く発生しています。
また金属でできた工場であれば腐食の原因にもなり、木材が多く使われている場合は腐食だけでなく虫の発生源にもなりかねません。

(イメージ図)


課題解決のご提案

このご相談に対して、田崎設備では「天吊型小型除湿器 ドライ・イット」の設置をご提案いたしました。

天井裏の空気の温度差によって結露が生じているため、まず除湿器の設置を検討しました。
また除湿機だけでは対応しきれない場合もあるため除湿機に加えて空調機の導入も考慮しましたが、上記の除湿器の能力で十分な効果を発揮できると判断しました。

●「天吊型小型除湿器 ドライ・イット」とは
「天吊型小型除湿器 ドライ・イット」とは、2018年に菱熱工業株式会社が発売した産業用除湿器です。

特徴は以下の4点です。
①低価格で手軽に除湿できる機材であり、設置後の効果を確認しながら増設も可能
②天井裏に設置する場合も点検口から入る製品寸法のため大掛かりな工事が不要である
③冷却による除湿ではなくコンデンス式のため湿度の低い冷蔵庫内でも除湿能力が発揮できる(特許)
④吹き出し空気の到達距離が10m以上と小型ながらパワフル



参考:菱熱工業株式会社HP「天吊型小型除湿器 ドライ・イット」より
https://www.ryonetsu.com/products/air_conditioning/dry_it.shtml

施工内容

・除湿器設置工事
「天吊型小型除湿器 ドライ・イット」は点検口から天井裏に入れる事ができ取付も容易なため、工事は一日で完了しました。

施工後のお客様の声

お客様からは「除湿器を設置していただいたおかげで結露しなくなりました。今後の増設も考えています。ご提案いただきありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。