この度、東京商工リサーチ社(以下TSR)が発行する地域の優良企業紹介誌「Alevel(エラベル) 関東版」(2026年度版 2024年11月発刊)に、田崎設備株式会社が「TSR推奨 優良企業」として紹介されました。
東京商工リサーチは明治25年(1892年)創業の日本最古の信用調査会社です。全世界240超の国・地域、約5億件以上の企業情報を提供しており、エラベルには評点55点以上の会社が掲載されています。
「優良企業」とは
全国457万社の企業データの中から
「Aランク企業」に認定されるのはたった8%
・会社の特徴
・業績
・財務内容
・経営者
これらを元に総合的に算出したのがTSR評価(100点満点)です。
TSR評価55点以上が「Aランク企業」に認定されます。
つまり、エラベルに掲載されている企業は「日本全国の上位8%にランクインする優良企業」ということになります。
「エラベル」とは
「Aレベルの会社を“選べる”」というコンセプトで、地域と人と企業のトライアングルを結ぶ地域密着の優良企業紹介誌です。
信用調査会社である東京商工リサーチならではの目線で選んだ地元の優良企業にスポットを当てて、各企業のPRや就職活動のサポートを行うことを目的に平成2年に発刊し、毎年発行しています。
信用調査、TSR評点等についての詳細は以下をご覧ください。(画像をクリックするとPDFが開きます)
エラベルWEB版が開設されました!
田崎設備株式会社のページは以下のURLよりご覧ください。
(https://www.alevelsearch.com/company/tasaki-s/)
優良企業ガイド 該当ページ
田崎設備株式会社のガイドページです。
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経営者インタビュー
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田崎設備株式会社
特殊空調のフロンティアを
独走するオンリーワン企業。
田崎設備株式会社 代表取締役
代表取締役社長 田崎 利也(たさき としや)
Profile 1963年1月生まれ。
大学を卒業後、地元の電気店で2年間修行の後、実父が経営する田崎設備株式会社に入社。代表取締役就任後、局所排気や防爆というニッチな空調需要を掴み一躍成長。
「風を読み、みちをつくる」をモットーに、新たな市場を見据える。
食品工場の繊細空調で高度な技術力を培う
弊社は、局所排気装置や防爆エアコンなどの特殊空調を強みとする企業です。局所排気装置とは、有害な化学物質(有機溶剤)や粉じんなど、作業者の健康を害する物質を局所排気フードから吸い込み、ダクトによって搬送し、専用の送風機で工場外部に排気する換気装置。防爆とは、可燃性のガス・蒸気・粉じんなどが存在する場所で、電子機器などが点火源となり火災や爆発が起きることを防止する技術的な対策のことを言います。
私たちは、もともと食品工場の空調を得意としていました。食品工場は、常に温度と湿度を一定にしないと商材が劣化する為、非常にデリケートな空調が不可欠。とくに重要なのは、工場内の空気を排出すると共に外からも空気を工場内に入れること。それをしないと、隙間風が工場内に入り、外が雨の時は湿度が上がってしまう。こうしたきめ細かな空調で実績を重ねてきた折、局所排気装置のご要望をいただいたのです。実は、局所排気装置も排気と同量、もしくはそれ以上の空気を外から入れる必要がある。食品工場と違うのは、工場内は防爆エリアなので空調機を場内に設置できないこと。空調機を外、もしくは別の部屋に設置して、空気の排気と供給のバランスを整える。この時に極めて繊細な技術が必要とされるわけです。
ニッチな市場できめ細かなサービスを提供
最近では、保守メンテナンス業務も急増しています。自社で設置した局所排気装置はもちろん、すでに稼働している他社装置の定期点検の需要も高まっているためです。やはり故障を防ぎ、性能を維持するためには保守メンテナンスは重要。局所排気装置を知り尽くした弊社だからこそ出来るきめ細かな点検が、多くのお客様から支持され今や関東一円にまで引き合いが広がっています。また、定期点検の際には常にお困り事がないかをお聞きし、課題の把握に努めています。現場は気づきの宝庫です。お客様がまだ気づいていない課題や解決のヒントが現場には必ずある。常にお客様に寄り添い、一緒に課題を発見して解決策を導くのが私たちのスタイルです。
局所排気のように人体に有害の恐れのある物質を取り扱う場合、労働基準監督署に必要書類を申請しなければなりません。防爆エアコンに関しても消防署との煩雑な事前協議が必要となります。こうした面倒な申請業務も丸ごと代行。これもお客様の課題をいち早くつかみ、サービスへと繋げた例です。ニッチな市場できめ細かなサービスを提供。他社の追随を許さないオンリーワン企業へと飛躍を遂げています。
やる気がみなぎる社内 ここ数年の離職率はゼロ
社員に対して大切にしていることは、情報共有とコミュニケーションです。情報共有に関しては、売上進捗表、人事評価、会社の目標などの数値を全社員に公開しています。粗利に応じて決算ボーナスも出しているので、みんな自発的に動いて利益率向上に貢献してくれています。コミュニケーションは、毎日20分の朝礼を16年継続しています。この場でアウトプットの練習を行うのが恒例。例えば「仕事で視野が狭くなるのはどんなときですか?」という質問に対して瞬時に答えを出す。今の時代、情報のインプットばかりでアウトプットする機会がない。普段からアウトプットの練習を行うことで、お客様との対話力や対応力を養っているわけです。
日々の習慣が実を結び、一人ひとりがお客様の課題を巻き取り、解決策の提案ができるようになってきました。お客様からの感謝がやる気を育み、誰もが能動的に仕事に取り組み成果を上げる。そんな好循環が生まれ、ここ数年の離職率はゼロ。全社員が一丸となって特殊空調のフロンティアを走り続けています。