食品包装業のお客様より、以下のご相談がありました。
・醤油等の液体のパッケージ加工を行っている部屋が暑いので、空調機を新設したい。
・既設の空調機もしばらくメンテナンスを行っていないので、一緒にお願いできないだろうか。
①実際に現場を確認させていただき、全体の空調バランスを見ながら4~6m/sの風速になるよう適切な空調機を選定・設置させていただきました。
②また、既存の空調機はドレンパンに汚れが堆積し排水用の配管が詰まりかけている状態でした。
空調機は冷房・除湿運転の時に熱交換器に結露水が付着します。この結露水を受けるために「ドレンパン」と呼ばれる受け皿のような箇所があります。
ドレンパンには冷房運転中に発生する結露水を一時的に溜めてドレンホースから排出する役割があります。
この結露水は空気中に漂う目には見えないホコリや塵、花粉などが混ざり合い、空気中のバクテリアの影響などを受けてゼラチン状に変質します。
そのゼラチン状の物質が排水用の穴を塞いでしまうとドレンパンから結露水が溢れてしまうのです。
そこで、ドレンパンを中心に既存の空調機の洗浄もご提案させていただきました。
施工内容
・空調機新設工事
・既設空調機洗浄
・チャンバーボックス設計、設置
施工風景写真
<ドレンパン 洗浄前>


<ドレンパン 洗浄後>

<ドレンポンプ 洗浄前>

<ドレンポンプ 洗浄後>


<ドレンポンプ(カバー) 洗浄前>

<ドレンポンプ(カバー) 洗浄後>

<チャンバーボックス設置後>左:既存の空調機、右:新設の空調機



施工時に気を使った点、工夫した点
今回、既存の空調機(16馬力)と新たに設置した空調機(20馬力)では能力に差がありました。
風量および風速を比較すると以下のとおりです。
【風量】
・既存 16馬力:125㎥/min
・新設 20馬力:145㎥/min
【風速(風が吹き出す強さ)】
・既存 16馬力:6.0m/s
・新設 20馬力:6.2m/s(既製オプションのチャンバーボックス設置時)
設置後、お客様からは「風が少し強く感じられるため、弱めることはできないか」とのご要望をいただきました。
そこで新たにチャンバーボックスを設計・施工し、吹出口の開口面積を大きくすることで風速を弱め、既存の空調機の風速よりも弱くなるように調整しました。
【調整後の風速(風が吹き出す強さ)】
・既存 16馬力:6.0m/s
・新設 20馬力:4.6m/s(設計チャンバーボックス設置)
使用環境や体感に配慮した設計・調整を行うことでご要望に応じた環境を実現しました。
施工後のお客様の声
お客様からは『熱中症対策で困っていたので、すぐに設置していただけて助かりました。
また、既存の空調機の洗浄も丁寧に行っていただいて、風量調整にも柔軟に対応してくださって感謝しています。本当にありがとうございます。』とのお言葉をいただきました。
型式:RP-P1000WP 1台

